こんにちは。
今回も全国通訳案内士二次試験のプレゼンパートのポイントです。
前回は、「2分の感覚をつかむ!」でしたね。
いくつかのトピックを使って、1分45秒のプレゼン原稿を作るということでした。
作ってみた方は、どれくらいの分量だと1分45秒になるか感覚がつかめたのでは?
今回はプレゼンの構造についてです。
一般的に、話しを3パート(段落)に分けると楽です。
2パートだとそれぞれが間延びします。
4パートだと話にまとまりがなくなることが多いです。
3パートの構造は・・・
General→Characteristics → Recommendations/Advice
設定が外国人観光客に説明するということですので、
1. 大まかな概要。
2. メインパート – 中でも特徴的なことを2つ(まで)あげる。
3. 最後のまとめは、観光に結ぶ。そこに自分の経験を入れておすすめするのもよい。
1はトピックに関する簡単な概要
(例)トピックが鎌倉なら、歴史的な都市であること、鎌倉幕府の年代と鎌倉が中心地だったこと。
2はメインパートですが、特徴的なことを2つまで。3つは言えない。(3つめを言えずに終わることが多い)。
(例)仏教が盛んになったのでたくさん寺があるが、2つ特徴的な寺を紹介したい。それぞれ説明。
3はまとめ。相手は観光客だと想定しているので、観光のおすすめやアドバイスに持っていくといい。ただし、長く説明しないように。
(例)鎌倉にはどうやっていく。~が体験できるのでそれもおすすめ、など。
全てのトピックが同じようには作れませんが、上のように基本的なスタイルを決めておくと、支離滅裂になったり、尻切れトンボになったりしません。
30秒の間に、「出だしはこれ、メインはこれとこれを話す、最後はこうまとめよう」と決めてしまう。あとはそれにそって話せば、プレゼンもまとまりやすくなります。