熱中症を英語で説明ー予防編

気温高い温度計

梅雨明けした途端、猛烈な暑さが続いています。炎天下を歩くことの多いツアーでは、熱中症への注意を呼びかけなくてはいけません。今回は、熱中症予防について英語で説明できるようにしましょう。

熱中症を英語で言うと?

熱中症は英語でheat strokeです。※heatstrokeでもOK!

heatは「熱」、strokeは「発作」という意味。熱さによって突発的に起こる症状ですね。

(例文)
I got heat stroke.
私は熱中症になりました。

You may have heat stroke.
あなたは熱中症になっているかもしれません。

さて、一言で熱中症といっても、さまざまな症状が現れます。

熱中症の主な症状は?

主な症状を重症度ランク別に見ていきましょう。重症度は3段階。

軽度
  • めまいがする:feel lightheaded
    (light「軽い」とhead「頭」の組み合わせ。頭が軽くなってふらふらするイメージ)
  • 失神する: faint、pass out
  • 筋肉の痛みや硬直:cramps
    (例えば「こむらがえり」の場合は、leg cramps)
  • 脱水症状がある:be dehydrated
中度
  • 頭痛:headache
  • 吐き気: nausea
  • 吐く:throw up、vomit
  • 倦怠感がある:feel dull、feel tired
重度
  • 意識を失う: lose consciousness
    (軽度の失神は数秒~数分で意識が回復。それ以上続くと意識障害になる)
  • ひきつけ:convulsion
  • 高熱:high fever

上記の症状で名詞の場合は、前に動詞のhaveを付ければOK!
(例)I have a headache and nausea.  頭痛と吐き気がします。

予防が肝心。熱中症対策を説明しよう

熱中症に注意が必要な気象条件のときは、必ず注意を呼びかけましょう。

たくさんの水分補給ではなく、こまめな水分補給です!

よく”drink a lot of water”という表現を見かけますが、人によってはガブガブたくさん飲めばよいと思ってしまうかもしれません。本来は、熱中症予防にガブ飲みは禁物。コップ1杯程度をこまめに、です。

では、英語で何というか。Stay hydrated.です。hydrateは潤いを与える、水分補給するという意味。Stayをつけると、その状態を保つという意味になりますので、こまめに水分補給をするというニュアンスにピッタリです。

また水分だけではありませんね。塩分も同時に取ることが大事。塩飴

私が所属している会社のツアーでは、お客様に塩飴を配っています。

(例文)
Please be careful of heat stroke.
熱中症に気を付けてください。

It’s very hot today. You could get heat stroke. 
今日はとても暑いです。熱中症にかかる恐れがあります。

Be sure to stay hydrated. 
こまめな水分補給を忘れずに。
Stay hydrated.  だけでも構いません。

Take in a little salt with water.
水分と一緒に少量の塩分も取って。

If you don’t feel well, don’t hesitate to let me know.
もし気分が悪かったら、遠慮なく言ってください。

+α 熱中症患者数を加えよう

熱中症患者数を伝えると、深刻さが伝わります!

熱中症の注意を促しても、なぜか多くの人が「自分は大丈夫」と思っています。
特に日本の夏が初体験の訪日観光客は、「暑さには慣れているから平気よ」と余裕を見せることもしばしば。しばらくすると必ずといっていいほど、「暑すぎる。休ませて」と言われますが…

事前に深刻さを分かってもらうには、説得力のある数字を使うのがおすすめ
その数字は総務省消防庁が発表している熱中症情報の救急搬送人員です。

熱中症救急搬送状況

週ごと、月ごと、年ごとの県別データ(死亡人数や重症度別人数)が掲載されています。
実際の数字を伝えると、お客様は目を丸くして驚きます。「そんなに危険なの?」と。ただ「注意して。水分取って」と伝えるより、効果が大きいこと間違いなし!

どのデータを使うかは、その時の状況次第です。暑くなったばかりの時期なら昨年や平均のデータ。すでに熱中症が増えている状況なら直近のデータを使うと説得力が増します。

「病院に搬送される」は be taken to a hospital

(例文)
Last year, over 95,000 people were taken to hospitals due to heat stroke and 160 people died of it.
昨年は95,000人を上回る人が熱中症で病院に搬送され、160人が亡くなりました。

Last week, over 1,500 people in Tokyo were taken to hospitals due to heat stroke.
先週は東京で1,500人を上回る人が熱中症で病院に搬送されました。

今回は熱中症の予防を呼びかける英語をお届けしました。
次回は応急処置編です。

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