通訳案内士二次試験は、プレゼン+質疑応答 → 通訳 → シチュエーション質疑応答 です。
今日は、シチュエーション質疑応答について。
このシチュエーションというには、お客様が何かに困っていたり、こうしてほしいという要望があるときにどう対応するか、という問題です。
面接官がお客様だと思って答えます。なので、「私ならこう対応します」という答えではなく、
ロールプレイにもっていきます。ガイドになりきる感じですね。
ではどんな返答が望ましいか。
1. 不安だ、困っている、という場面なら、まずは安心してもらうこと。
2. こうしてほしいけどできる?と要望される場面なら、
・できる限り要望に応えられるようにする。
・オプションを2、3提案して、選んでもらう。
決して自分で決めないことですね。
まず、お客様が何を求めているのか、どうしてそのようなことを言うのかをきちんと察知して、どういう対応をすればお客様が喜んでくれるか、を考えるわけですね。
ホスピタリティのある対応ができるか、が問われています。
この時、言ってはいけない表現は、
You had better …
You should …
You must / have to ….
特にみなさんが多く使うのが、You had better … 学校で習ったような「~したほうがいい」という優しいニュアンスではないので、使わないようにしましょう。